これは、20歳までは東京に住んでいたけどその後、長野県に移住した人の話です。
東京にお住いの人なら毎年の冬の最低気温がどの程度なのか分かっていると思いますが、大体う~んと寒くなっても-5℃という数字を見ることは滅多に無いと思います。
せいぜい下がっても-3℃を見るかどうか?だと思うのです。
しかも日中の最高気温も、冬でも普通に10℃台が出る暖かさなので、これ以上寒い地域に住んでいる人の生活を想像できない事でしょう。
そんな平穏そうな冬の気温の世界から一転して長野県に移住したとあるお方ですが、20歳の時に移住して20年経って現在40歳になったそうです。
20年住んでいる長野県のとある地域は、冬でもそんなに雪がたくさん降らなくて生活はしやすいそうなのですが、気温がもう極寒で、1月や2月は普通に朝の最低気温が-10℃以下になる事もしばしばだと言っておられましたね。
でも、流石に20年も住んでいたら寒さに慣れて普通に行動出来るのでは?と思うかも知れませんが、実際に住んでいるその方曰く、20年住んでも全然身体が寒さに慣れる事は無いそうです。
移住する以前は、東京生まれ育ちでずっと住んできた東京暮らしの人生だったので、極寒とは程遠い暖か過ぎる冬の生活を送ってきたそうです。
そこに一念発起で長野県移住を決めたのは観光で旅行で何度も出かけているうちに、好きな場所にいつでも気が向いた時に時間に囚われずに出かけて行ける様になりたい!と言う願望からだったそうでした。
願望と憧れだけで移住してはみたものの、冬が予想外に寒過ぎて最初の年の冬はほとんど寝込んでしまっていたそうなので、これから長野県に移住を考えている暖かい地方に住んでいる方は、自身の体質が長野県の寒さに長年対応出来るのか?の検証を何度かしてみることをお勧めします。
それでも、寒さが厳しくても他の季節では割と過ごしやすい方ではあるのと、季節の移り変わりによって見られる景色の素晴らしさは圧巻かも知れませんね。
毎年調査されている移住したい県ランキングでも上位に食い込んでいる長野県なので、移住したい人の決意や覚悟は並大抵のものでは無いとは思いますが、真冬の極寒の日だけは本当に覚悟して欲しいと思います。
冬でも割と暖かい地域から、朝の最低気温がいつでも氷点下の極寒の地域に移住しようとしている方は、多分三つ子の魂100まで~なのかどうかは分かりませんが、幼少期に過ごした地域の気候に対応するように身体が出来上がってしまっていると考えられるでしょう。
全く正反対な気候の地域に住むことになった場合は、住む前に何度か足を運んだり、住んでからは服装や暖房を徹底的に自分好みにしていくと良いでしょう。
コメント